How US workfare punished minorities and the poor

アメリカのワークフェアはマイノリティと貧困者をどのようにして罰しているのか
Jan 20, 2012, FALSE ECONOMY

ここでは、アメリカの福祉「改革」の議論に充満している懲罰性、レイシズムミソジニー(女嫌い)について考察する。

アメリカでワークフェアの概念が使われるようになって何年も経つが、多くの者が、1996年が福祉の近代的な破壊のスタート時点であると指摘する。クリントン政権によって、Personal Responsibility and Work Opportunity Reconciliation Act (PRWORA)が施行され、福祉受給者は、福祉と引き替えにワークフェアプログラムへの参加を義務づけられ、参加しなければサンクションが与えられ、また、福祉受給に期限が設けられた。また、州に対しては、福祉受給者を削減する責任が課せられた。

ウィスコンシンワークフェアプログラムでは、アフリカ系アメリカ人ワークフェア参加者は、白人の参加者よりも罰せられる場合が多いということが明らかになった。Institute for Wisconsin’s Futureの研究によれば、アフリカ系アメリカ人参加者の42%、ヒスパニック系では45%がサンクションを与えられたが、白人ではその割合は24%に過ぎない。