Long-Term Jobless Left Out of the Recovery

長期失業者は経済回復のなかで置き去り
Sept 2, 2013, THE WALL STREET JOURNAL

公的には不況が終わってから5年以上経つが、1150万人のアメリカ人が失業している。また、そのうちの多くは、数年間も失業状態にある。そして、何百人もの人びとが仕事を探すことをあきらめている。近年進みつつある研究によれば、傍観者のままでいる時間が長くなれば、再び働くことが難しくなる。

多くの慣例的な指標によれば、アメリカの経済は、緩やかながらも、回復している。しかし、経済回復の恩恵は、最も恵まれない人びとには届いていないのである。7月の失業率は、高校を卒業していなければ11%であり、アフリカ系アメリカ人は12.6%である。そして、10代は23.7%である。

エコノミスト達にとって、気がかりな疑問は、経済が今よりももっと回復したら、労働力からドロップアウトした人たちのうち、どれだけが戻ってくるか、ということだ。

少なくとも、何人かは戻ってこようとしないだろう。今や、アメリカ人の890万人以上が連邦政府の障害者給付金を受給している。研究結果によれば、給付金を受給し始めたら、仕事に戻ってくるのは難しい。